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コンドロイチン硫酸

コンドロイチン硫酸は、結合組織であるコラーゲンの再生を促したり、安定させるなどしてコラーゲンを支える成分です。そして、ヒアルロン酸、デルマタン硫酸とともにムコ多糖トリオと呼ばれていて美肌づくりには欠かせない成分のひとつです。



ムコ多糖類は、グリコサミノグリカン(glycosaminoglycan)とも呼ばれ、私たちの身体の細胞と細胞の間にあって、水分をたっぷりと蓄えているスポンジのような物質で、コンドロイチン硫酸は、デルマタン硫酸とともにヒアルロン酸の保水力を増強します。



コンドロイチン硫酸は、主に、軟骨や骨、皮膚、血管壁などに分布しています。膝などの痛みの原因のひとつである変形性関節炎の原因はコンドロイチン硫酸の減少によるものともいわれています。したがって、コンドロイチン硫酸は、グルコサミンやMSMなどとならんで中高年に人気の栄養素でも有ります。



コンドロイチン硫酸は体内で合成できます。それは、ヒアルロン酸に硫酸を結合することでつくられます。そしてこの時、ビタミンAの働きが必要なんです。したがって、ビタミンAの摂取は関節や肌の健康には重要なんです。



コンドロイチン硫酸は、デルマタン硫酸とともに細胞代謝の調節作用があります。表皮では表皮細胞の表面で成長因子(TGF-β)と結合して、細胞の分裂・増殖を自動調節していて、真皮では、真皮の繊維芽細胞でつくられるコラーゲンや成長因子(TGF-β)と結合して代謝を自動調節しています。これによってコンドロイチン硫酸は、デルマタン硫酸とともに美肌に貢献しているんです。



コンドロイチン硫酸は医薬品としても使われています。それは、薬剤として精製しやすく、体内に広く存在しているからです。そのため、内服薬(神経痛、腰痛症、関節痛や五十肩などに)、注入剤(開腹手術後の癒着防止や後遺症の軽減などに)、点眼薬(角膜表層の保護)などとして広く使用されています。

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